抗認知症薬は1999年に発売された塩酸ドネぺジルのみという時代が10年以上続いていたが、2011年にガランタミン、リバスチグミン、メマンチンの3剤が新たに加わった。ガランタミンは軽～中度のアルツハイマー病を対象にした内服薬。アルツハイマー病では脳内の神経伝達物質の1つであるアセチルコリンが減少していることが知られており、ガランタミンはアセチルコリンによる神経伝達を助けることで病気の進行を抑える働きがある。認知症を根本的に治すことはできない。
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