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ありふれた夫婦のままで ~足立夫妻 在宅への道のり~

概要

─ クリップ1 ~足立夫妻 在宅への道のり~ ① ─

足立修さんと絹子さんは23年前に結婚。幸せな日々が続いていましたが、9年前、修さんが若年性アルツハイマー病と診断されてからは生活が一変します。病気の進行にともない、修さんの暴言や暴力はエスカレート。自宅での介護は難しくなり、何軒かの施設を転々とした末、若年性認知症のケアに熱心に取り組むグループホーム福寿荘に入所しました。修さんは福寿荘のスタッフには心を開き、安定した生活を送るようになりますが、絹子さんは「もう一度自宅で、夫婦一緒に暮らししたい」と望むようになります。福寿荘でも24時間介護が必要な人が自宅に戻ったという前例はありませんでしたが、絹子さんの決意に共感したスタッフは様々な専門職でチームを編成。修さんの在宅復帰に向けて、支援体制を整えていきました。

─ クリップ2 ~足立夫妻 在宅への道のり~ ② ─

足立修さんの在宅介護を支援するため、さまざまな専門職が集結したチームが発足。帰宅後の診療を担当する医師や看護師、訪問介護スタッフ、ケアマネージャーなどが職種の垣根を越えて連携を取りながら、着々と準備を進めていきます。介護環境を整えることも重要なポイント。本格的に自宅に戻る2週間前に修さんに一時帰宅してもらい、手すりの位置を細かく決めるなど、実際の生活に合わせて調整していきます。さらにケアマネージャーは絹子さんの負担を少しでも軽くしようとヘルパーの利用を提案。当初は「自分でできるから」と利用を渋っていた絹子さんですが、4月下旬に開かれた帰宅前の最後の在宅支援会議では「体調が悪くなった時に備えて、ヘルパーの利用を検討したい」と初めて口にしました。「これだけ多くの人がバックについていてくれるので、何の不安もない」と、絹子さん。5月10日の退居日を迎え、夫婦二人の新たな生活が始まりました。

─ クリップ3 ~足立夫妻 在宅への道のり~ ③ ─

若年性アルツハイマー病が進行した夫ともう一度家で暮らしたい――。そんな思いで施設からの在宅復帰を実現させた足立修さん・絹子さん夫妻の記録の3回目。
修さんが自宅に戻ったときから、24時間365日介護の日々がはじまりました。食事や排せつといった日常生活の介護が続きますが、絹子さんは事前に準備してきたことを活かしながら、一つ一つクリアしていきます。さらに医師など専門職の力も最大限活用。安心感のある快適な暮らしが現実のものになりました。

─ クリップ4 ~足立夫妻 在宅への道のり~ ④ ─

若年性アルツハイマー病をかかえながらも施設からの在宅復帰を実現させた足立修さんと妻・絹子さんの記録の4回目。
自宅での生活がスタートして5か月、修さんは言葉を発することはできないものの、しぐさや行動で思いを表現することができるようになりました。しかしその一方で、ふたり同時に熱をだし、在宅介護は甘くないということを痛感したことも。その後は、看護師の訪問やデイサービスといった医療や介護の支援をもっと活用し、乗り切っています。在宅での生活を続けていくためには何をすればいいのか――。家族とその生活を支える周囲が一緒に考えていくことが求められています。