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当事者シリーズ「認知症と言われて」~本人・家族が語る 日々の暮らし~<シリーズ2> 「みんなでやれば笑顔でいられる 丹野智文さん」仙台市

クリップ

概要

ー クリップ1 前編 ー

若年性認知症と診断された丹野智文さんが葛藤しながらも前を向き、職場の理解を得ながら認知症とともに生きていこうとする姿を追いかけます。宮城県仙台市に住む丹野さんは、今から2年前、39歳の若さでアルツハイマー型認知症と診断されました。 発症当時は自動車販売会社の営業マンでしたが、商談したばかりの顧客の顔や名前が思い出せない、どのような商談内容だったのかも忘れてしまうという状態。ミスを隠すために上司への報告では嘘を重ねたといいます。 子どもたちはまだ小学生と中学生、とにかく働かなければならないと焦るなど、「若くして認知症になったことによる苦しみも加わりました」と振り返ります。今は同じ会社で事務職に配置転換し、仕事を続けています。(08:44)

ー クリップ2 後編 ー

39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された丹野智文さん。診断から2年が経った今、認知症は怖い病気ではなく認知症になったら終わりではないということを広く伝えたいと考えています。 「診断がつくのが怖くて受診しない人も多い。怖い病気ではないことが伝われば気軽に受診する人が増え、早期発見につながるのでは」と丹野さん。 また若年性認知症の会で自分よりも重度の認知症の人に接し、認知症がどのように進行していくか、そうなったらどう対応すればいいのかを学び、不安が解消したと言います。 会員の就労の相談にも応じている丹野さんは「認知症の人にはお金ではなく社会とつながっていたいという思いがある。仕事ではなくても『ありがとう』の一言でやる気になるんです」と話しました。(08:37)