認知症フォーラム.com

ホーム本人の声、家族の声「ぽーれぽーれ」2008年5月号(334号)

本人の声、家族の声

このコーナーは『(社)認知症の人と家族の会』の協力で制作しております。

お便り紹介
「白内障の手術を考えている人に」岩手県・Tさん 67歳 女
3年前、アルツハイマー病の夫は白内障の手術をした。環境を変えると認知症が進行すると聞いていたがこれほどとは思ってもいなかった。もっと慎重に考えるべきだった。手術前後入れて1週間の入院だった。ところが、入院中から混乱、多動が始まり、退院後はそれに放尿、徘徊が加わり、この3年間は激しさを増してここまできた。
手術を考えている方のために、参考になればと思う。①まだなんとか見えるうちは、手術は急がなくてもいいのでは。(リスクがあるから)②どうしてもという場合は日帰りでやってくれるところを選んだほうがいい。③認知症のことは通院中から病院側でも承知していたこともあり、手術室に入れてくれた。手術中に身体を動かすのを防ぐため、側について手を握り、声を掛け、励ましてやった。片方の目で20分かかり、部分麻酔なので耳は聞こえていた。
「ショートを利用して助かっています」石川県・Kさん 男
家内(69歳)はアルツハイマー型認知症、要介護3の認定を受けたのが平成18年10月で、現在1年半が経って、やはり病気の進行状態は進んでいると分かります。
日中は食事以外は歩き回っている、部屋の中に飾ってあるものを壊して困ってしまいます。去年の後半ぐらいから、動き回っていて平気でトイレをするようになって、こちらが気をつけてトイレに連れて行くようになりました。言葉も今では「うん」ぐらいの返事しか話してくれない。笑い顔もなく、お風呂に入っているときなど時々噛みついてくることがある。段々手がかかるようになり、分からないことを言ったりで、こちらがストレスがたまり、ケアマネジャーさんに相談して、デイサービス以外にショートステイを今年から始め、3月からは2泊3日を毎週取ってもらって、現在本当に助かっております。
こちらも朝と夕方食後に行って歯磨きやパジャマなどの着替えを係の方の了解をいただいて、少しでもと思いお手伝いをさせてもらい、家に帰って食事後一人でゆっくりお風呂・TVを見たりしております。
家内は平成13年3月に銀行の振り込みが出来なくなったのに平気でいて、ちょっとおかしいと思って受診し、アルツハイマー型認知症と分かる。通院1年ぐらいの時、先生から「奥さんの病気は、もう4〜5年経っている」と言われました。お薬は昨年12月よりアリセプト1日2錠(夜)服用。家内は家の仕事、料理などは本当に上手で早く、台所などはいつもきっちりと整理整頓して一日が終わる。いつもニコニコ笑顔で、近所の方と仲良く、犬の散歩、車の運転は上手だった。平成15年まで運転をし、ゴールド免許でしたが、今は見る陰もありません。

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