

認知症は高齢になればなるほど、発症の危険が高まります。認知症は特別な人に起こる特別な出来事ではなく、歳をとれば誰にでも起こりうる、身近な病気と考えたほうがいいでしょう。
現在、国内の認知症患者は約170万人に上るといわれており、65歳以上の男性の55%、女性の66%がいずれ認知症になるのではないかと推測されています。また、認知症患者は、高齢化がさらに進む2035年には、現在の倍以上の376万人になるだろうと予想されています。
一方、65歳未満で認知症を発症する場合もあります。なかでも気をつけたいのは「若年性アルツハイマー病」。65歳未満で発症したアルツハイマー病のことを指す言葉で、現在全国に約10万人いるといわれています。40代、50代の働き盛りで起こることもあり、老年性のものより進行が早く、症状も重くなる傾向があります。