認知症の行方不明の人は2012年に9000人程度でしたが、その後年々増加しており、2024年は約1.8万人と倍になりました。
早期発見には15〜20分探して、家族など気づいた人が警察に通報、届出が必須です。通報後約8割は5km圏内更にその内の7割ほどは1km圏内で発見されていますが、つまり20分の内はごく近所にいると思われています。しかし、家族と離れている一人暮らしのお年寄りが膨大な数である日本社会で、20分以内は高すぎるハードルです。
一方、残念ながら死亡者も毎年約500人前後発生しています。単純な計算で、18000人の8割14500人が見つかり、亡くなる人が500人。行方不明のままの人が毎年3000人!
この人達はどこにどうしているのだろうか?家族が諦めずに写真入りのチラシを持って歩き、あちこちに通報の願いを貼っています。
それにしても、この3000人が10年間、30,000人、そこそこの地方市の人口に匹敵する人が日本社会の闇に埋もれている。夜に鳥が飛ぶほどに明るい日本にそんな闇が存在している。私たちは一体どんな社会を作ってきたのだろう。
目に見えるもの、聞こえるもの、触れるものの溢れるこの世に得体の知れない空隙が闇が存在する。逆に私たち、いや私は他人から見えているのだろうか?勘違いと妄想と思い上がりの隙間の後ろ寒さに愕然とし、自らが作る闇に安住しているのかも知れない。

