【お便り紹介】 両親への自責の念/明日は我が身/「家族の会」に支えられて
【私の介護体験】 「ケアメン」は大変、それゆえの「幸せ」も
川崎の老人ホームでの殺人事件の衝撃は大きい。最も安心のくらしの場であるべき介護の現場になぜこんなことが起きたのか。元職員の重大犯罪にとどまらず施設の責任も当然追求されなければならない。同時にその背景にある介護の現場の構造的な課題に根本的にどう向き合うのか。...
【お便り紹介】 自分の人生がなくなるようで・・・/終わらぬ介護はない/前向きに介護しています/出かけて良かった
アルツハイマー病の母と統合失調症の息子が自宅で自立して生活していけるように、地域ぐるみで支援する能美市泉台町の取り組みを紹介します。...
山形県天童市で暮らす富樫千佳子さん(77)は、9年前にアルツハイマー型認知症と診断されました。千佳子さんを介護しているのは同じ年の夫、智宏さん。夫婦は今後、認知症をかかえてどう暮らしていくかを自分たちなりに考え、試行錯誤を重ねてきました。…
若年性認知症と診断された丹野智文さんが葛藤しながらも前を向き、職場の理解を得ながら認知症とともに生きていこうとする姿を追いかけます。宮城県仙台市に住む丹野さんは、今から2年前、39歳の若さでアルツハイマー型認知症と診断されました。…
2007年に若年性アルツハイマー型認知症と診断された藤田和子さん。NPO法人・認知症の人とみんなのサポートセンター代表の沖田裕子さんに、当事者としての思いを語りました。…
【お便り紹介】 家事を頑張っている母/少しずつ認知症に近づいている母/元気でいる間に新薬を
【私の介護体験】 母を介護して
脳は、呼吸や睡眠といった意識せずに行っている活動から、学ぶ、運動する、創造するといった高度な活動に至るまで、人間のあらゆる活動をコントロールする「司令塔」の役割を果たしています。…
脳血管障害による脳血管性認知症は、脳梗塞や脳出血などの発作によって脳の血管が詰まったり、破れたりすることが原因です。脳梗塞の大きな発作のあとに起こることもありますが、自覚症状のない「無症候性脳梗塞」という小さな梗塞…
認知症は高齢になればなるほど、発症する危険は高まります。認知症は特別な人に起こる特別な出来事ではなく、歳をとれば誰にでも起こりうる、身近な病気と考えたほうがいいでしょう。…
認知症を引き起こす原因によっては、手術や薬物療法によって症状を完全に解消したり、改善できたりするものがあります。例えば、慢性硬膜下血腫は、血腫を手術で取り除くと認知症の症状がなくなります。…
「認知症」は病名ではなく、認識したり、記憶したり、判断したりする力が障害を受け、社会生活に支障をきたす状態のこと。この状態を引き起こす原因にはさまざまなものがありますが、「アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)」もそのひとつ。…
認知症は、65歳以上の高齢者に多く見られる病気ですが、それよりも若い年齢でも発症することがあり、「若年性認知症」と呼びます。症状は老年期に見られる認知症とほぼ同じです。…
最近は60代や70代になってからうつ病を発症する人も増えています。うつ病になると、気分が沈む、興味や喜びを感じない、食欲が出ない、眠れない、体がだるいなどの症状が続きます。…
アルツハイマー型認知症は、ある日突然発症するわけではありません。脳の小さな変化が少しずつ進行し、かなり進んだところで、疑いようもない認知症の症状が出るようになります。…
認知症は本人の人生だけでなく、家族の人生をも一変させます。アルツハイマー型認知症になった妻を定年後の夫が介護するという我妻さん夫婦の生活を通し、認知症を受け入れながら生きる家族の姿をリポートします。
認知症介護をする家族が抱える辛さの一つに「先が見えないこと」が挙げられます。現在のところ、圧倒的に患者数の多いアルツハイマー病など大半の認知症は、ある程度進行を遅らせることはできても、治すことはできません。…
周囲は認知症の人に対して「認知症になると何もわからなくなる」「徘徊や妄想、興奮など不可解な行動を起こす面倒な人」などと決めつけてしまいがちです。しかし実際は何もわからなくなるわけではなく、感情があり、自らの変化にとまどい、不安を感じています。…