認知症は本人の人生だけでなく、家族の人生をも一変させます。アルツハイマー型認知症になった妻を定年後の夫が介護するという我妻さん夫婦の生活を通し、認知症を受け入れながら生きる家族の姿をリポートします。
認知症の人は、介護をしようとすると拒否したり、デイサービスに行きたがらなかったり、自宅に来たホームヘルパーに対してきつく当たったりするのはよくあることです。介護をしている家族にしてみれば、「なんとわがままなことを言うのだろうか」と感じることもあるかもしれません。…
認知症介護をする家族が抱える辛さの一つに「先が見えないこと」が挙げられます。現在のところ、圧倒的に患者数の多いアルツハイマー病など大半の認知症は、ある程度進行を遅らせることはできても、治すことはできません。…
2014年7月、秋田市文化会館で認知症フォーラムが開催されました。地元で医療、介護、家族、行政の立場で認知症対策に取り組んでいる4名のパネリストが参加。…
急速な高齢化が進む中、施設で暮らす高齢者や在宅の認知症の人の診療に同行したり、服薬指導に出向いたりする「訪問薬剤師」が注目を集めています。専門知識を生かし、地域連携の一員として活動する姿を紹介します。
「富山型デイサービス」は、高齢者、障害者、幼児などを同じ施設で受け入れる、全国でも珍しい取り組みです。
このサービスの先駆けとなった「このゆびとーまれ」を運営するNPO法人・理事長の惣万佳代子さんに話を聞きました。
若年性アルツハイマー病が進行し、グループホームで24時間介護を受けている夫と、再び一緒に暮らしたい―。そんな思いから在宅復帰を実現させた足立絹子さんと、それを支えたスタッフの取り組みをレポートします。
介護の質を上げるには、介護スタッフに対する教育が不可欠です。社会福祉法人サンビレッジ新生苑の教育に対する取り組みを3回にわたって紹介します。
1987年に設立されたボランティアグループ「稲毛ホワイエ」。家族を介護した経験を持つメンバーが集まり、施設に入居している認知症患者を対象に「傾聴」というボランティア活動を行っています。傾聴は、患者の心の声に耳を傾け、寄り添うこと。…
若年性認知症のクリスティーンさんの生き方に希望を見出した川窪さん、後藤さん夫妻。
彼女との再会を実現した旅をレポートします。