徘徊– キーワード –
家の中や外を歩き回るといった行動を「徘徊」といい、認知症のBPSD(行動・心理症状)の一つ。意味もなく歩き回っていると思われがちだが、何かを探しているなど、本人は目的があって歩いている場合が多い。そのため頭ごなしに叱る、無理やり部屋から出られないようにするといった対策は逆効果で、本人の思いに沿った解決策を考える必要がある。
また家の中だけの徘徊であれば対応しやすいが、家の外に出るようになると事故や行方不明になる危険も加わる。名前がわかるものを服に付けておくといった対策に加え、地域の人や警察にも理解と協力を求めることも不可欠だ。
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