認知症カフェ– キーワード –
認知症カフェは、認知症の人やその家族、各専門家や地域住民が集う場の一つ。運営しているのは行政やNPO法人などさまざま。スタイルも多様だが、一般的なカフェとは異なり、民家や施設、医療機関の会議室などスペースを借り、月数回の定期イベントとして開催されるケースが多い。家にこもりがちな患者や家族が気軽に集まって交流をしたり情報交換をしたりするほか、認知症の人が「スタッフ」として、コーヒーや軽食をふるまうこともあり、自分の存在意義を確認するという役割も果たしている。認知症カフェの設置は、厚生労働省が策定した「認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)」の施策の一つでもあり、各地で増えつつある。
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vol.169 越谷がーやカフェの仲間たち 「仕事と仲間は生きがい以上」若年性認知症の人の現在
概要 埼玉県越谷市で毎月開催されている「がーやカフェ」。認知症の人と家族、さらに自治体の職員も加わり、ゲームやおしゃべりをして過ごします。 若年性認知症と診断... -
vol.162 パンテック おれんじカフェ 〜認知症の人・家族とともに〜
概要 滝沢市にある岩手県立大学の地域連携棟に隣接し、学生や教員だけでなく地域の人々に人気のベーカリーカフェ「パンテック」。ここで2022年1月、「パンテックおれん... -
vol.159 レビー小体型認知症家族の日々 〜お父さんありがとう①〜 鳴門市 和代さんと章造さん
概要 8年前にレビー型認知症の診断を受けた小倉章造さん(78)。 徐々にパーキンソン症状が悪化して誤嚥性肺炎を繰り返すようになり、2021年12月、妻の和代さんは入院先... -
ゆっくりと のんびりvol.138 真理ちゃんと一緒に 〜若年性認知症夫婦の選択〜 Part 4
概要 6年前に認知症と診断された中見川清秀さん(59)は病状が進行して、夜中に起きだして突然怒り出すといった興奮状態が1年ほど続きました。その後激しく興奮するよう... -
vol.136 認知症だからこそ出来ること 渡邊康平さん(77歳)
概要 香川県観音寺市で暮らす渡邊康平さん(77)は、72歳のときに脳梗塞を発症。その後、物忘れなどの症状が目立つようになり、血管性認知症と診断されました。 診断に... -
vol.135 第3回 認知症とともに生きるまち大賞受賞 さがみはら認知症サポーターネットワーク 認知症の人とサポーターをつなぐウィッシュカード
概要 認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの取り組みを募集する「認知症とともに生きるまち大賞」。 第3回は全国から47の応募があり、5つの事例が本賞に選ばれ... -
vol.125 くまモン電車の通る街角で〜顔見知りが安心と優しさを育む〜八景水谷4丁目認知症カフェ
概要 熊本市北区にある八景水谷(はけみや)地区では、マンションの一室で「八景水谷4丁目認知症カフェ」が開催されています。 このカフェの特徴は、小学生の行動範囲程... -
vol.118 ゆっくりと のんびりと 真理ちゃんと一緒に 〜若年性認知症夫婦の選択〜 ep.1~3
概要 ー PART1 ー 中見川清秀さん(57)は妻の真理子さんとともにずっと東京で働いてきましたが、4年前にアルツハイマー型認知症と診断された頃からミスが続き、仕事を...
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