ー お便り紹介 ー
私の母も前頭側頭型認知症です高知県・Yさん 女
私の母も初期の頃は認知症とは思いもよらず、うつ病か統合失調症ではないかと思っていました。記’憶力は良かったですし、新しいことも憶えていました。認知症専門の先生の診察で、初めてこういう認知症があると知りました。ご家族が疑いを持っておられるならば、他の先生にも診てもらってはいかがでしょうか。この認知症は間違った診断が出ることがあるそうです。また、施設を探されるのであれば、前頭側頭型認知症の対応を勉強した職員さんがいる施設を探すことをおすすめします。アルツハイマー型認知症に比べて少数派ですので、情報が少なく慣れていない職員さんでは対応が大変だと思います。私の母は、3 ヵ所目のデイサービス施設で、ようやく落ち着いて通うことができるようになりました。周囲の対応が良くなるとお母様も穏やかになられるのではないでしょうか。
看護師として働いていますが、家族となると・・・高知県・Yさん 65歳 女
80歳の夫は、昨年夏にレビー小体型認知症と診断されました。職業柄、認知症看護は大好きでした。しかし、家族が認知症になった時の苦悩は、教科書や学んだことの中にはありませんでした。看護師として患者さんに対応する事と、認知症になった家族を抱えるという2つの面を、はからずも体験させていただいております。同じ悩みを持った家族として、お互いに支え合っていける事を願っています。
思いもよらない病名に静岡県・Uさん 58歳 女
60歳の夫は、約4年前にうつ病と診断され治療を続けていました。症状が悪化し、約1年間入院。いつかは治るものと信じていたのに、退院を目前にしてスベクトの検査結果から認知症と言われました。思いもよらない病名で、心は揺れ続けています。同じ立場の方と話をしたい、つながりを持ちたいと思います。