ー お便り紹介 ー
夫からの還暦のお祝い宮崎県・Bさん 女
夫は67歳です。64歳の時に若年性認知症の診断を受けました。すぐ「家族の会」に入り、月に一度のつどいには夫と参加しております。今年の2月15日のつどいはたまたま私の還暦の誕生日で、夫が会員の皆様に「今日は家内の誕生日です。」と紹介してくれ、「ハッピーバースデイ」を歌ってくれました。歌の途中から私は涙があふれてしまい、他の会員の皆様も感動してくださいました。夫がまだ発症前「お前の還暦は俺が祝ってやる。」と言ってくれたことがありました。あの時の夫の言葉はこのことだったのかなと思っています。「家族の会」 の方の温かい拍手に包まれて本当に幸せなひと時でした。
努力はしたが…埼玉県・Cさん 男
70歳代の妻が認知症を患い2年半位たった。いろいろ努カしても、何の効果もなく、ますます重くなっている様子を身近に感じている。救いを求めたいと思い、「家族の会」への入会を決心しました。
睡眠不足で参っています愛知県・Dさん 男
70歳代の妻は2018年MRI検査の結果、海馬が縮小してきており、アルツハイマー型認知症が始まっていると言われた。この頃は、物忘れがひどくなったくらいで、顕著な兆候は見られなかった。今年2月くらいから「傾眠」が現れ、覚醒しても無気力で意欲がなく、なかなか次の行動に移れない。曜日を何度も聞き、物忘れもひどくなり、自分で書いたメモを頻繁に見るようになった。出かける時には何度もカバンの中身などを確認している。傾眠が原因で、食事、入浴、夜の洗濯などが押せ押せになってきて、寝るのが深夜2時から3時くらい、時には朝方になることがある。急な変化に戸惑うとともに、見守りや介助などで睡眠不足で参っている。