5年前に認知症と診断された川路茂子さん(64)は、夫の良平さん(68)とともに栃木県佐野市内の自宅で暮らしています。週2回デイサービスに通う以外の介護は良平さんが担当していますが、「介護だけの人生にはしたくない」と、ボランティアなどさまざまな活動に参加し、自らの生活も大切にしています。
2017年1月に高知市で開催された「地域カンファレンス in 高知」の様子を紹介します。総合診療医による基調講演に始まり、医療や介護、行政、介護家族などさまざまな立場の人がパネリストとして意見を交わしました。
栃木県佐野市に認知症の人やその家族、地域住民が集う「まちなかサロン楽風(らふ)カフェ」がオープンしました。カフェの大きな役割の一つが、介護によって社会とのつながりが失われがちになる「家族」をサポートすること。地域の人を対象に認知症講座を開催するなどして、住民同士が交流しながら、支え合いのネットワークを広げています。
2016年に10月に長野市で開催された「地域カンファレンス in 長野」の様子を紹介します。医療・介護・行政・家族のそれぞれの立場から、家庭と地域を繋ぐための活動や想いについて意見を交わしました。
施設に入所しているアルツハイマー病の母と、自宅で生活している総合失調症の息子。母の「一時帰宅」を地域ぐるみで支援する地元の人々の取り組みを紹介します。...
30年間、映像制作会社で撮影や編集をするビデオエンジニアとして働いてきた大谷優司さん(52)。MCI(軽度認知障害)と診断され、やむなく退職を決意した大谷さんとその家族の生き方を紹介します。
2016年1月30日に盛岡市民文化ホールにて開催された「盛岡市認知症講演会」の模様の全記録。39歳でアルツハイマー型認知症と診断された丹野智文さんが、861人の聴衆を前に、診断時の気持ちや周囲の反応を振り返りました。
2016年3月に群馬県前橋市で開催された「地域カンファレンス in 群馬」の様子を紹介します。”人とつながり、ともに暮らす”。認知症の本人の声、思いから地域を見つめ、私たちのまちづくりについて語り合いました。
アルツハイマー病の母と統合失調症の息子が自宅で自立して生活していけるように、地域ぐるみで支援する能美市泉台町の取り組みを紹介します。...
2007年に若年性アルツハイマー型認知症と診断された藤田和子さん。NPO法人・認知症の人とみんなのサポートセンター代表の沖田裕子さんに、当事者としての思いを語りました。…
小学校で音楽担当の教員として働いてきた中西栄子さんは、定年後、もの忘れなどの症状が現れるようになり、若年性認知症と診断されました。当初はなかなか病気を受け入れることができなかったという中西さん。…
「認知症」は病名ではなく、認識したり、記憶したり、判断したりする力が障害を受け、社会生活に支障をきたす状態のこと。この状態を引き起こす原因にはさまざまなものがありますが、「アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)」もそのひとつ。…
認知症は、65歳以上の高齢者に多く見られる病気ですが、それよりも若い年齢でも発症することがあり、「若年性認知症」と呼びます。症状は老年期に見られる認知症とほぼ同じです。…
年を取るとともに、「よく知っている人なのに名前が出てこない」「ついさっきまでやろうとしていたことを忘れてしまった」ということが増えるようになります。人間は誰でも、歳をとると体力が落ちていきますが…
認知症になり、グループホーム「いくのさん家」で暮らすようになった岡村澄子さん。失いかけていた自宅周辺の人たちとのつながりを、スタッフの支えで取り戻していくまでを紹介します。
高齢化が進む、北海道当別町。この町ではNPOが中心になり、世代を超えて住民同士が支え合うさまざまなしくみを作り上げています。
熊本市黒髪にある桜山中学校の文化発表会で講演をして来た。テーマは「認知症になっても大丈夫。そんな町、黒髪を!」というもの。この中学校は日頃から認知症高齢者と交流し、サポート活動を熱心に続けている。…