非薬物治療– キーワード –
認知症には薬を使う治療法(薬物治療)のほかに、薬を使わず脳を活性化して残っている認知機能や生活能力を高める「非薬物療法」もある。現在、認知症患者には主に、回想法、音楽療法、芸術療法、園芸療法、認知リハビリテーション、リアリティ・オリエンテーションなどの非薬物療法が行われている。このほかにも、ウォーキングや体操などの有酸素運動を取り入れた運動療法、動物とのふれあいを通じて感情の安定などを目指すペット療法などさまざまな方法がある。前頭側頭型認知症など抗認知症薬の効果がないタイプの認知症もあるので、非薬物療法の役割は大きい。
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vol.72 若年認知症 ~ともに生きる夫婦の日々~ep3「彼女の言葉を待っている」
概要 岩手県宮古市で暮らす田中裕子さん(65歳)。2年半前は高度な認知症状があり、一人では食事もできず言葉も出ない状態でした。1年前から主治医になった紺野敏明さん... -
奏で合う心・音・人々 ~折山もと子 音楽セッション・八王子上川病院にて~[後編]
概要 八王子・上川病院で続いてきた、音楽家の折山もと子さんの指導による認知症の人のアンサンブル活動。後編は、年に1回行われる家族会発表の様子を紹介します。当日... -
vol.59 奏で合う心・音・人々 ~折山もと子 音楽セッション・八王子上川病院にて~[前編]
概要 八王子・上川病院では、2001年から10年以上にわたって認知症の人に楽器演奏を楽しんでもらう活動が続けられてきました。 指導しているのは、音楽家の折山もと子さ...
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