ー お便り紹介 ー
振り返りができる交流会愛知県・Dさん 男
妻が認知症と診断されて7年半になります。当初、周囲には病気を極力隠して(本人にも知らせず)、それまでの妻の世界である三味線、健康体操、気功会などは私がフォローし参加を続け、登山、ハイキング、旅行、パークゴルフ、さらにボウリング、卓球と何かをする日々を続けました。しかし残念ながら、あちこちのサークルで妻は約束を忘れたり、物をなくしたり、会費を二重払いしたりしたため友だちも離れ、徐々に辞めざるを得なくなってしまいました。さらに、私が2年にわたり、連続して足の骨折をしてしまい、長期入院を重ねることになりました。入院によって、様々な日々の喧騒から解放されると同時に私の中に無力感が芽生え、自分の介護生活の「ひとりよがり」を思い起こしていました。入院中の病院で「家族教室(物忘れ教室)」を知り、ようやく「認知症」を直視するようになりました。講義を受ける中で、それまでは「家族交流会」などは、同病相哀れむような気がして避けてきたことを思い直そうと思うようになりました。今は要介護4。デイサービス週5日、認知症カフェに3カ所出かけています。毎月の「家族交流会」は、考えることが面倒になりつつある自分にとって、振り返りができるだけでも参加の価値があると思っています。
相談する場所、時間がない東京都・Fさん 女
去年、父が亡くなり、80歳代の母は今年1月に認知症との診断を受けました。当初、アリセプトを服薬していましたが、3月に私に対して暴言・暴力が始まりました。薬をかえてもらい落ち着きつつありますが、母との距離感を今は手探り状態です。認知症にならない情報はあふれていますが、認知症になってから、また、これからの本人に対してのアプローチの方法などを知りたいです。仕事をしている介護者に対しての相談する場所、時間がなく、困っています。
急激に悪化した父神奈川県・Hさん 女
昨年11月に認知症と診断された80歳代の父は、母と2人暮らしです。私は週に2〜3回行っています。今年に入り、急激に悪くなりました。2月末〜3月はじめに2回迷子になり、市の放送と警察にお世話になり、2回目は翌日の朝にようやく見つかりました。身体は健康で、迷子になるまで自転車で一日何回も同じ店に出かけて、出たり入ったりしていましたが、迷子になって見つけた時には自転車もなくなっていました。電話のかけ方も受け方も時々しかわからない、自宅マンションの部屋を間違えて鍵をガチャガチャとしたり、じっとしていられない、待てない、デイサービスに行くけれどすぐ帰ると言う、拒否が多い、お風呂にもしばらく入っていない、言われたことが気に入らないとすぐ怒る、外出から帰ると自宅の外観もわからない、トイレに一度行くと何度も行く、自宅の洗面所とトイレの場所がわからなくなる、私と前日に会ったことを忘れて久しぶりだと言う、などなど。ほんの少しの記憶しか持たない感じです。昔のことは断片的に詳しいことと、そうでないことがあり、日によっても変わります。母に対して一番わがままで、母が大変な思いをしています。私は仕事があり、責任も負わなくてはいけない立場なので、今後どのように母のサポートをしていったらいいか、父に向いている介護の方法や知恵などを経験してきた方や同じ立場の方と話をしたいです。
