先日のEテレでクリスティーン・ブライデンの来日を追った「認知症診断後の「希望」とは 〜クリスティーンとの対話〜」を観た。
先日、横浜で地域医療をテーマに対談をした。対談相手は、横浜港南区で「つながるクリニック」というなんともぬくもりのある名称の医療法人院長の八森淳さんだ。
10月5日、東京の有楽町朝日ホールには、全国から認知症を生きる人やその家族、関わる人々が集まった。1時間前の開場から、ほぼホールは満員である。
上高地に行ってきた。8月のカレンダーも最後だから、そろそろ日本随一の山岳リゾートも息づくようにして季節が移ろうとしているに違いない。台風も一休みのこの時期を逃してなるものか。
岩手県大船渡市末崎町の「ハネウェル居場所ハウス」は、東日本大震災から2年後の2013年に開設。津波による大きな被害を受けたこの地で10年にわたって、文字通り地域住民の居場所の役割を果たしてきました。
ゆっくりと のんびりと 真理ちゃんと一緒に 〜若年性認知症夫婦の選択〜 Part 7
ジェロさん(65)は、認知症の症状が進み、傾眠状態になることが増えました。いつもぼーっとしていたり、立ったままウトウトして転倒してけがをしたこともあり、妻の美佳さんは心配が絶えません。
カリスマ介護福祉士として知られる和田行男さんに話を聴いた。仲間と開く認知症当事者勉強会の世話人会に来てもらったのである。来ていただいた、というべきかな。まあいいや。そういう人である。形にはこだわらない。
コロナの日々をくぐり抜けた開放感もあって、この大型連休はどこも大賑わいだったようだ。マスク外して笑顔あふれる各地の行楽地の様子がニュースに映し出された。
いよいよゴールデンウイーク突入だ。一年で一番いい季節とされる5月、まさにゴールデンウイーク、黄金週間である。しかし、私の属していた公共放送では、ゴールデンウイークとは言わない。大型連休ということになっている。
みなさんこんにちは、今ご紹介いただいたマチナガです。えーと、私はおわかりのように医者ではないし、介護職でもありません。たまたまメディアの世界で認知症というテーマに向き合ってきた立場です。
ゆっくりと のんびりと 真理ちゃんと一緒に 〜若年性認知症夫婦の選択〜 Part 6
丹野智文さんをモデルとした映画「オレンジ・ランプ」の初号試写会に参加した。初号試写とは、編集が終わったネガから焼き付けられた最初のプリントを見ることで、スタッフや関係者の試写会である。
ギランバレー症候群、若年性認知症と診断されている松崎敏彦さん。昨年夏には重症筋無力症も加わり、さらに厳しい状況になりましたが、スポーツ選手として活躍しています。
コロナの日々もどうやらひと区切りの気分だ。こんな時こそ自分自身を振り返りたい。しかも俯瞰的に。いや、そんなに難しいことではない。画用紙に一気にぐいっと我が人生の曲線を描いてみる。
サードプレイスという言葉がある。直訳すれば第三の場所、ということになるが、ま、何も難しい概念ではない。家庭や職場以外の第三の心地よい居場所がサードプレイスである。
2022年の「認知症とともに生きるまち大賞」が決定した。コロナ禍の中、今年の応募団体はこれまでになく少なかった。今年の受賞は4団体だ。しかし、その応募内容を知るほどに、ここには「ともに生きる」社会への本質的な問い直しが込められている。地域とは何か。
今年もNHK厚生文化事業団の「認知症とともに生きるまち大賞」の受賞団体が決まった。その詳細はNHK厚生文化事業団のHPに掲載されており、またNHK Eテレのハートネットテレビでも放送の予定なので、全体はそちらに譲るとして、このコラムでは、このコロナの事態に改めてこの「まち大賞」が何を問いかけ、何を引き受けようとしているのかを見つめてみたい。
三橋昭さんが「幻視」の症状に初めて気づいたのは、2018年11月頃のこと。現実とは異なる感覚があり、幻視であることを意識したと言います。
「桜色の風が咲く」という映画を観た。9才で失明、18才で聴力を失った盲ろうの大学教授の福島智さんと、ひたすらに彼を支えともに生きたその母・令子さんとの実話をもとにした物語である。