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おもしぇぐ いつまでも ~すみたよりあいカフェ~ 岩手県住田町

クリップ

概要

ー クリップ1 前編 ー

高齢者が自宅に引きこもることなく地域とつながっていくために、全国各地で居場所づくりが行われています。岩手県東南部の住田町で週一回開催されるよりあいカフェ「しょうわばし」もその一つです。
立ち上げるきっかけになったのは、2015年2月、地元の新聞に「住田町の介護保険料が次年度岩手県内トップになる」と報道されたこと。自立した支援の必要がない人までもが介護保険の対象になっている状況を見直し、元気な高齢者が自由に立ち寄れる場所としてカフェを開設しました。カフェではできるだけ費用をかけないように工夫をしながら地元ならではのさまざまなイベントが行われ、認知症などの専門に応じる相談員も常駐。一人暮らしの人や介護をする人など多くの高齢者に、楽しみだけでなく「安心」も提供しています。
(07:33)

ー クリップ2 後編 ー

住田町では街中で集まる「中心型」のよりあいカフェだけでなく、気心の知れた近所の人が利用する「地域型」のカフェも町内12カ所で開催されています。会場は公的な施設を利用するだけでなく、体が不自由あるいは移動手段がないなどの理由で出かけられない人が自宅をカフェとして開放し、みんなに来てもらうケースも。
ひとつのカフェの開催日は月1〜2日ですが、他のカフェと開催日をずらしているため、あちこちのカフェを利用すれば毎日のように参加することもできます。内容はカラオケや昼食会、お茶会、楽器や踊りの披露などさまざま。住田町の高齢者は「よりあいカフェ」という事業を通し自身も協働して居場所づくりに取り組んできただけに、心からカフェを楽しんでいます。
(04:54)