概要
6年前に認知症と診断された中見川清秀さん(59)は病状が進行して、夜中に起きだして突然怒り出すといった興奮状態が1年ほど続きました。
その後激しく興奮するようなことは少なくなったものの、イライラはおさまることがありません。被害妄想が高じて、以前は足しげく通っていたまちなかサロン「楽風カフェ」からもすっかり足が遠のいてしまっていました。
妻の真理子さんはなんとか地域住民との交流を取り戻そうと、再び楽風カフェに清秀さんを連れていきます。
顔なじみのスタッフや利用者に温かく迎えられた清秀さんは笑顔に。これをきっかけに楽風カフェへの訪問が再開しました。
「いつでも通える場所がある、会って話せる仲間がいる」という安心感が、清秀さんだけでなく真理子さんにもゆとりを与えてくれています。(13:01)
【2020年3月30日公開】
ゆっくりと のんびりと 真理ちゃんと一緒に 〜若年性認知症夫婦の選択〜 Part 1〜3
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