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大分県佐伯市 まちなかカフェに集う ~役割があれば いつまでも自分の家で 地域で暮らせる~

概要

大分県佐伯市にある商店街の一角で、月に一度開催されている「まちなかカフェ」。地元の精神科医・山内勇人さんや介護関係者で作る佐伯市まちづくり交流会が運営し、認知症の人や家族を中心に地域住民のここちよい居場所になっています。カフェを利用する武田キミエさんは軽度の認知症と診断されていますが、とても活動的で「病状の進行は抑えられています」と山内医師。抗認知症薬の服用に加え、これまでどおり家事をこなすなど、毎日役割を持って過ごしていることがいい効果を生み出しているようです。カフェに差し入れるお饅頭を、生き生きとした表情で作るキミエさん。みんなが喜ぶ顔を目にすると、その笑顔はさらに輝きました。

(9:52)

出演者

山内 勇人(やまうち はやと)さん

医療法人仁恵会 佐伯保養院 副院長
愛媛大学医学部卒業後、内科医として勤務。現在は精神科医として、地域の諸機関と連携しながら認知症の治療や啓発活動に取り組んでいる。

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