認知症基本法の「わかりやすい版」を作成した。嬉しいことに、認知症の本人から自分のホームページに載せたいとか、さまざまな人から勉強会に使いたいといった声が寄せられた。わざわざ「よろしいだろうか」と丁寧に断りや許可を求める人々もいて、かえって恐縮する。
ゆっくりと のんびりと 真理ちゃんと一緒に 〜若年性認知症夫婦の選択〜 Part 7
ジェロさん(65)は、認知症の症状が進み、傾眠状態になることが増えました。いつもぼーっとしていたり、立ったままウトウトして転倒してけがをしたこともあり、妻の美佳さんは心配が絶えません。
いよいよゴールデンウイーク突入だ。一年で一番いい季節とされる5月、まさにゴールデンウイーク、黄金週間である。しかし、私の属していた公共放送では、ゴールデンウイークとは言わない。大型連休ということになっている。
みなさんこんにちは、今ご紹介いただいたマチナガです。えーと、私はおわかりのように医者ではないし、介護職でもありません。たまたまメディアの世界で認知症というテーマに向き合ってきた立場です。
ゆっくりと のんびりと 真理ちゃんと一緒に 〜若年性認知症夫婦の選択〜 Part 6
NHK Eテレのハートネットテレビに「フクチッチ」という番組がある。そのコンセプトは、「福祉の知識をイチから楽しく学べます!」という教養バラエティなのだそうだ。
丹野智文さんをモデルとした映画「オレンジ・ランプ」の初号試写会に参加した。初号試写とは、編集が終わったネガから焼き付けられた最初のプリントを見ることで、スタッフや関係者の試写会である。
ギランバレー症候群、若年性認知症と診断されている松崎敏彦さん。昨年夏には重症筋無力症も加わり、さらに厳しい状況になりましたが、スポーツ選手として活躍しています。
愛知県豊田市にある高齢者のデイサービスの事業所を拠点にして、オンラインでの「交流タウンイベント・認知症とともに生きるまちづくり」を開催した。
佐賀県唐津市で暮らしてきたゆみ子さん(81)。ゆみ子さんの最期の日々と、家族や医師、介護スタッフなどの姿を通して、介護のあるべき姿を考えるシリーズです。
コロナの日々で変わったことのひとつに、オンラインの定着があります。当初は、対面でなければ互いの心情の機微がわからなくて、随分とギクシャクしたところもあったのですが、今ではすっかり馴染んでWEB上でのコミュニティの形成となっています。
長寿の未来フォーラム 記憶の見方が変わる 〜高齢者心理と認知症治療からひも解く〜
2022年の「認知症とともに生きるまち大賞」が決定した。コロナ禍の中、今年の応募団体はこれまでになく少なかった。今年の受賞は4団体だ。しかし、その応募内容を知るほどに、ここには「ともに生きる」社会への本質的な問い直しが込められている。地域とは何か。
今年もNHK厚生文化事業団の「認知症とともに生きるまち大賞」の受賞団体が決まった。その詳細はNHK厚生文化事業団のHPに掲載されており、またNHK Eテレのハートネットテレビでも放送の予定なので、全体はそちらに譲るとして、このコラムでは、このコロナの事態に改めてこの「まち大賞」が何を問いかけ、何を引き受けようとしているのかを見つめてみたい。
三橋昭さんが「幻視」の症状に初めて気づいたのは、2018年11月頃のこと。現実とは異なる感覚があり、幻視であることを意識したと言います。
2017年12月に若年性認知症の診断を受けた渡邊雅徳さん(45)。診断直前は、当時勤務していた会社で失敗を繰り返すことが増え、「同じ職場で働く人にとって、自分の存在が相当なストレスになっていたと思う」と振り返ります。
11月3日の文化の日、八王子で「懐かしい未来」を語り合うような、そんなイベントが開かれた。これまでの未来社会といえば、20世紀の科学主義の中、ロボットと空飛ぶ自動車と空中都市といった風に常に新奇なもの、まだ見ぬもので描かれた科学の想像図でしかなかった。
丹野智文 ADIリポート vol.2 コロナ禍の認知症の人
最近、「認知症のある人」という書き方をすることがある。もちろん、「認知症の人」と記すことも多い。どちらかに決めているわけではない。