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三橋さんの“見える”世界

概要

三橋昭さんが「幻視」の症状に初めて気づいたのは、2018年11月頃のこと。現実とは異なる感覚があり、幻視であることを意識したと言います。

その後、三橋さんは医療機関でレビー小体型認知症と診断されます。幻視はレビー小体型認知症の特徴的な症状の一つですが、現れる幻視は、花、動物、幾何学模様などさまざま。さらにモノクロだったり、色のついた立体的な像だったり…。

三橋さんはこうした幻視を見たまま線画に描いていきました。描き貯めた絵はどれもユニークで、本にまとめて出版することに。
幻視を受け入れ、上手につき合いながら毎日を過ごす三橋さんの表情は穏やか。奥様も「(夫の描いた)絵を見ると、うまいな、いいなと思う。どんどん描いて」と一緒に幻視を楽しんでいます。(10:04)

【2022年12月5日公開】