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認知症の人とともに生きる家族たち vol.1

概要

2023年11月4日、仙台市シルバーセンターで認知症の人と家族の会・宮城県支部主催の「2023世界アルツハイマーデー記念講演会」がおこなわれました。

講演したのは、大阪で認知症専門のクリニックを開設している精神科医で、介護家族でもある松本一生さん(松本診療所 ものわすれクリニック)。「今いちど、認知症の家族支援を考える」をテーマに、「コロナ禍の3年半の間に停滞してしまったケアのあり方を、当事者も家族も支援者も考え直さなければならない」と語りました。

この日司会を務めた髙木香さん(認知症の人と家族の会 宮城県支部)も、相次いで認知症になった両親の介護をしてきました。本人の混乱から生まれるもの取られ妄想などの症状に悩んだこともありましたが、自分なりに考え方を変えることで対応できるようになったと話します。
さらに認知症になった本人も苦しんでいることに気づき、向き合い方も変わっていきました。ぶつかり合いながらも、本人と家族がともに生きる道を見つけ、歩んでいます。(9:30)

【2023年12月4日公開】