体や表情が硬くなる、体の動きが減る、運動がぎこちなくなる、手が震える、姿勢が前傾になる、バランスを崩しやすくなる、小股で歩く、突進して止まれなくなるなど、いくつかの運動症状が出現する状態を「パーキンソン症状」という。認知症の原因疾患の「レビ一小体病」には、3徴と呼ばれる特徴的な症状があり、パーキンソン症状もその一つ(他の2つは.「認知機能の変動」と「繰り返し出現する幻視」)。なおそれとは別に、「パーキンソン病」というパーキンソン症状をともなう病気もあり、パーキンソン病が進行すると認知症の症状が出てくることもある。
パーキンソン症状
ぱーきんそんしょうじょう
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