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認知機能テスト

にんちきのうてすと

認知機能テストは、認知症の検査方法。通常は問診、認知機能テスト、画像検査の3つの結果を総合して認知症かどうかを診断する。さまざまな種類の認知機能テストがあるが、ほとんどが質問に口頭や筆記で回答する方式で、日本の医療現場では主に「長谷川式認知症スケール(HDS-R)」と「ミニ・メンタルステート試験(MMSE)」が使われている。長谷川式認知症スケールは日本で開発された検査方法で、見当識、記憶など9項目からなる。30点満点で20点以下は認知症の疑いがあるとされる。一方、ミニ・メンタルステート試験は、見当識や記憶、計算など11項目を5~10分で検査する。30点満点で23点以下は認知症の疑いがあるとされる。認知機能テストの結果は受ける人の教育歴や気分も影響するため、目安として利用する。

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