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VSRAD

ぶいえすらっど

VSRAD は、Voxel-Based Specific Regional Analysis System for Alzheimer's Disease の略で、MCI(軽度認知障害)を含む早期アルツハイマー病の診断を支援するためのソフトのこと。早期アルツハイマー病は診断が難しく、医師によって診断に差が出ることもある。そこでVSRADでは、早期アルツハイマー病になると最も早く海馬傍回(記憶に関わる部位)が萎縮することを利用。MRI 画像で海馬傍回の体積の萎縮度を正常脳と比較して数値を割り出し、この数値をスコア化してアルツハイマー病の疑いがあるかどうかを調べる。ただしVSRADの結果から確定診断ができるわけではなく、あくまでも診断を支援する目的で使われている。

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