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当帰飲子(とうきいんし)

とうきいんし

特に皮疹はないのにかゆくなるのを皮膚瘙痒症というが、加齢とともに皮膚のうるおいが減って乾燥してくると、ちょっとした刺激で皮膚がかゆくなることが増える。
「当帰飲子」は、皮膚の乾燥によるかゆみがある場合によく用いられる漢方薬。特に高齢者のかゆみに使われる代表的な薬になっている。
分泌物が少なく、かゆみがある慢性湿疹などにも適する。
あまり体力がなく、冷え症で顔色も悪く、軽度の貧血があるような人に向くとされる薬である。
血行をよくすることで、皮膚の乾燥によるかゆみを改善させる。

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