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脳出血

のうしゅっけつ

脳出血は血管性認知症の原因となる脳血管障害の一つ。脳内の血管が何らかの原因で破れ、脳の中(大脳、小脳および脳幹の脳実質内)に出血した状態をいう。脳が障害されると、意識障害、運動麻痺、感覚障害などの症状が現れる。さらに血腫(脳内に漏れた血の塊)が大きくなると脳浮腫によって頭蓋内圧が高くなって脳ヘルニアを起こし、重い場合は脳幹部が圧迫されて死に至る。近年は脳出血の原因の一つとなっている高血圧をコントロールし、脳出血を起こしても早期に適切な治療をすることによって脳出血の死亡数は減っている。ただし後遺症の運動障害や認知症に悩む人は多い。

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