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リバスチグミン

りばすちぐみん

軽度及び中等度アルツハイマー病を対象にした抗認知症薬。2011年に発売された。アルツハイマー病は、記憶や思考、行動に関わるアセチルコリンという神経伝達物質の生成が抑制されることで発症するとされるが、 リバスチグミンは中枢神経内のアセチルコリンの分解を抑えることによって記憶力の低下を防ぐコリンエステラーゼ阻害薬。抗認知症薬の中でも唯一の貼付剤のため、嚥下障害で薬の内服が難しい患者にも使用できる。主な副作用は使用位置の皮膚症状(あかみや痒み)、吐き気や下痢などの消化器症状。抗認知症薬の中でも同種のコリンエステラーゼ阻害薬(塩酸ドネぺジルやガランタミン)とは併用できない。

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