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センター方式

せんたーほうしき

認知症患者に見られるBPSDは個人差が大きいため、家族や介護現場の職員、あるいは医師といったケア関係者で共通の認識がないと患者に対する生活支援がうまく機能せず、症状を悪化させる恐れもある。そこで認知症患者をサポートするケア関係者が、本人とその家族を中心に互いに協力し合いながら、どこに住んでいても、最後まで「その人らしい生活」が送れるように支援するためのツールとして『認知症ケアのセンター方式(正式名称:認知症の人のためのケアマネジメントセンター方式)』が開発された。

センター方式では、認知症患者とその家族を含めたケア関係者が共通のシートを使用する。患者に関する情報の詰まったシートを周囲の者が共有することで、患者の一日の生活リズム(パターン)を把握。それをもとにどのようなサポートが適切なのかを話し合い、最適なケアプランを作成する。

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