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身体合併症

しんたいがっぺいしょう

認知症高齢者では、同時にさまざまな疾病や愁訴を合併し、これらは「身体合併症」と呼ばれる。

たとえば、認知症になると自律神経の調節機能が低下し、胃腸の動きが悪くなることに加えて、加齢で運動量が減って食も細くなるために便秘がちになる人が少なくない。こうしたケースに漢方薬を使うと体調が安定し、食欲も回復して元気になり、便秘も改善できることが多い。

<主な症状> 便秘、尿失禁・排尿障害、吐き気・嘔吐、食欲不振・体重減少、こむらがえり、疲労倦怠感、免疫力低下、不眠・睡眠障害、嚥下困難

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