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「今日も がんばらんば」 実践 地べたからの介護 大家族に見守られて 〜佐賀県〜

概要

佐賀県の「みんなのお世話」は30年前に設立され、現在、県下で6カ所の介護福祉施設を運営しています。

各施設では、高齢者の「元気になりたい」という思いを叶えるため、もともと持っている力を最大限引き出し、心身の機能回復と生活力を取り戻す介護に務めてきました。
最も力を入れているのが、畳の上の生活を基本に、手すりや車いすなどを極力使わない「地べたからの介護」です。畳敷きの部屋であれば、掘りごたつの食卓で食事を摂ったり、横になったり、トイレや洗面も自分のペースで自由に過ごすことができます。

日々こうした動作を積み重ねることで、自分の力で移動できるようになる人も少なくありません。そして利用者の家族もボランティアなどを通して積極的に施設の運営に参加していることも、施設の特徴です。

利用者とその家族、介護スタッフがそれぞれできることを持ち寄ることで、大家族のように温かいつながりが保たれているのです。(8:27)
【2018年3月20日公開】