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介護

認知症の介護は何年続くのですか?

社団法人「認知症の人と家族の会」の調査では、認知症の介護年数は平均で6.7年です。10年以上という人も6人に1人弱ですから、介護する側は初めから長期戦になることを想定して準備を進める必要があります。

そこで、介護にあたる家族や周囲の人は、一人で孤立しないようにすることが大切です。認知症の人は、どんなに一生懸命介護しても「ありがとう」とか、「助かったよ」といった感謝の言葉をかけてくれません。世話になったことをすぐに忘れてしまうからです。そういうことを理解してはいても、長期間続くとやはり疲れてしまいます。

介護にあたる人は、自分のグチを聞いてくれたり、認知症の人に代わってねぎらってくれる友人を確保したいものです。また、介護の負担を一人で背負い込まないように、関係者で少しずつ分業することも大切になります。デイサービスなどを上手に使って、息抜きの時間を意識的に作り、自らリフレッシュするように心がけてください。

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若年性アルツハイマー病が進行した夫ともう一度家で暮らしたい――。そんな思いで施設からの在宅復帰を実現させた足立修さん・絹子さん夫妻の記録の3回目。修さんが自宅に戻ったときから、24時間365日介護の日々がはじまりました。食事や排せつといった日常生活の介護が続きますが、絹子さんは事前に準備してきたことを活かしながら、一つ一つクリアしていきます。さらに医師など専門職の力も最大限活用。安心感のある快適な暮らしが現実のものになりました。

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若年性アルツハイマー病をかかえながらも施設からの在宅復帰を実現させた足立修さんと妻・絹子さんの記録の4回目。自宅での生活がスタートして5か月、修さんは言葉を発することはできないものの、しぐさや行動で思いを表現することができるようになりました。しかしその一方で、ふたり同時に熱をだし、在宅介護は甘くないということを痛感したことも。その後は、看護師の訪問やデイサービスといった医療や介護の支援をもっと活用し、乗り切っています。在宅での生活を続けていくためには何をすればいいのか――。家族とその生活を支える周囲が一緒に考えていくことが求められています。

被災地からのリポート 〜東日本大震災 認知症の人は今〜 VOL.4 認知症特集

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ありふれた夫婦のままでA 認知症介護

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認知症介護のアプローチ 倉重さんの場合 認知症フォーラム山口会場

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認知症の症状にどう向き合っていけばいいのか。悩んでいる家族は少なくありません。倉重トシノブさんの事例を通して、介護のあり方について考えます。倉重トシノブさんは6年前、63歳のときに前頭側頭型認知症と診断されました。施設のデイサービスを利用するようになった倉重さんですが、帰宅願望が強く、すぐに自宅に帰ろうとします。スタッフは、倉重さんに施設を好きになってもらえるよう、さまざまな工夫をしますが、なかなかうまくいきません。行き詰っていたときに、倉重さんの家族から「自宅でピアノを弾くようになってから、攻撃的な症状がだんだん和らいできた」という情報を得ます。倉重さんはスタッフの勧めで施設でもピアノを弾くようになり、さらにスタッフが話しかける機会を増やしたことで、たくさん笑顔を見せるようになりました。

本人に寄り添った介護 認知症フォーラム山口会場

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患者に寄り添う介護について、パネリストが意見を交わしました。介護の仕事にたずさわる吉松さんは「患者さんは、自分がどうしたいのかを言葉で表現できない場合も多い。介護者がご本人のニーズを探るのも難しいですが、さまざまな方法にチャレンジしてみることが必要です」と提言。篠原さんは、患者に笑顔を見せてもらうためには、医療と介護の両輪に加え、家族の連携も欠かせないと訴えました。一方、認知症専門医の兼行さんは「我々医療者は、患者さんの生活状況までなかなか把握できない」と言います。家族に介護日誌をつけてもらって診察時にその記録を参考にするなど、兼行さんなりの工夫についても紹介してくれました。

周辺症状への対処 ケーススタディで考える  認知症フォーラム熊本会場

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会場では、認知症の症状の中でもよく見られる「もの盗られ妄想」や「徘徊」を取り上げ、ケアのあり方を考えました。「介護をしている家族が本人の思いを理解することが大事」と高橋さん。池田さんは「もの盗られ妄想も、徘徊も意味なくやっているわけではなく、ご本人なりの理由がある。介護している家族が対応していくのは大変ですが、医療者や介護のプロなどから適切なアドバイスを得られることも多いはず。家族だけで苦しむのではなく、積極的に周囲を巻き込んで相談してください」とアドバイスしてくれました。

ケースで見る認知症ケアのポイント 認知症フォーラム千葉会場

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会場では、周辺症状の中でも多く見られる「もの盗られ妄想」をケーススタディにして、ケアのあり方を考えました。「記憶力が衰えてもプライドはあります。本人の主張することをまず受け止め、プライドを傷つけないような対応をすることが大事です」と酒井さん。一方、吉山さんは、ご家族からもの盗られ妄想にどう対応すればいいか相談があったときには「想像力を働かせてください」とアドバイスすると言います。本人の現在の気持ちや状態を想像して、それに合わせた対応をすると、だいぶ違ってくるはずです」と話します。安西さんは本人の気持ちに配慮したケアを5つのポイントにまとめて紹介。介護者がすぐに実践できるような具体的なアドバイスが並びました。

パーソンセンタードケアとは? ケーススタディで考える 認知症フォーラム和歌山会場

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もの忘れ、もの盗られ妄想などさまざまなケーススタディを通じて、ケアのあり方を考えました。林さんは「つい叱りつけてしまいたくなるけれど、言い方を少し変えるだけで本人は混乱しなくて済む」とアドバイス。「本人の主張することをまず受け止めてあげることが大事」と林さん。長森さんも、介護者の都合ではなく、本人の気持ちに寄り添う「パーソン・センタード・ケア」の重要性を訴えました。長森さんは「認知症の介護は個別性が高い。本人の希望を、家族や地域の人、介護に携わる人たちみんなで理解していくことが大事」と話しました。

地域とつながる 白浜町の取り組み 認知症フォーラム和歌山会場

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西牟婁郡白浜町では、町ぐるみで認知症を抱える人や介護する家族を支援する取り組みを始めています。認知症になっても住み慣れた地域で最後まで暮らせるような仕組みづくりを進めているのです。認知症の医療や介護では、医師や家族だけでなく、行政や施設、地域の人たちの協力が欠かせません。みんなでネットワークを作り、地域が認知症の人や家族が住みやすいような優しい場所へと変わっていくことが求められています。

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