体の外から診るだけでは分からない体内の様子や病気(腫瘍、梗塞、動脈瘤等)を画像化して診断する医療技術のこと。認知症では、問診、認知機能テストと並んで脳の画像診断の結果が有力な診断材料になっている。認知症で主に使われる画像診断は、CT(コンピュータ断層撮影)、MRI(磁気共鳴画像診断)SPECT(単一光子放射断層撮影)の3つ。CTとMRIは、脳の形(形態)を見て萎縮や血腫、腫瘍の有無、梗塞・出血の有無を調べる。一方SPECTは脳の血流を見る検査で、機能が低下している部位が判断できる。CTかMRIによる検査が一般的で、SPECTが導入されている施設はまだ多くない。
画像診断
がぞうしんだん
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