厚生労働省の「認知症を知り地域をつくるキャンペーン」の一環として行われている「認知症サポーターキャラバン」が養成している資格で、認知症について正しく理解し、認知症の人や家族を温かく見守り、支援する応援者として活動している。活動に決まりはなく、自分の出来る範囲でやればいい。
認知症サポーターになるには、認知症サポーター養成講座を受講する。養成講座は、都道府県及び市町村の認知症対策窓口や高齢者支援を担当する課にて開催の受付を行っている。受講料は無料で、基本的には専用のテキストを使用し60~90分間を目安に講義を受ける。修了すると認知症サポーターの証としてオレンジリングが授与される。
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