動画
  • くらし

だいじょうぶ こんなに頑張っているんだよ 佐野光孝さんと仲間たち

概要

静岡県富士宮市に住む佐野光孝さんが若年性認知症と診断されたのは、2007年のこと。その後、富士宮市の観光協会でボランティアをし、認知症の人の社会参加や就労支援を呼びかけたことで注目されました。
今は妻の明美さんとともに全国を講演して回る活動をしつつ、週2回は富士山麓にある「木工房 いつでも夢を、」で、同じ若年認知症の仲間と木製品を作る仕事をしています。

認知症が進行しても柔軟に作業の内容を変化させていくことで、仕事を続けることができています。
「木工房 いつでも夢を、」のモットーは、一般の企業として売れるものを作ること。佐野さんたちは障害者の就労支援の位置付けではなく、従業員として時給が支給され、仕事をする誇りを感じながら働いています。「しっかりものを作る」という責任も仲間たちと共有し、生き生きと過ごしているのです。(8:09)

【2017年10月23日公開】

この記事の認知症キーワード