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おとうちゃんはカメラマン 〜大谷優司さん家族の一日〜

概要

若年性アルツハイマー病の大谷優司さん(52)は、妻の綾さんと長女(9)、次女(7)の4人家族。30年間にわたって映像制作会社に身を置き、撮影や編集をするビデオエンジニアとして働いてきた大谷さんですが、2015年4月に近所の医療機関のもの忘れ外来でMCI(軽度認知障害)と診断されました。大事なことを忘れてしまうことも増えていたため、職場に迷惑をかけることを恐れて退職を決意。現在は綾さんが外で働き、大谷さんは週2回、若年認知症の人の就労に取り組むサロンに通っています。仕事として撮影や編集をこなすのは難しくなったものの、技術は体が覚えているので、家族の写真や動画を大谷さん自ら撮影し続けています。若年性認知症の人を支えるNPO法人が企画したツアーに参加する大谷さん一家の様子を通して、認知症になった人とその家族の生き方を紹介します。(9:28)