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レビー小体型認知症家族の日々 〜お父さんありがとう①〜 鳴門市 和代さんと章造さん

概要

8年前にレビー型認知症の診断を受けた小倉章造さん(78)。
徐々にパーキンソン症状が悪化して誤嚥性肺炎を繰り返すようになり、2021年12月、妻の和代さんは入院先の病院から「延命措置か看取りの段階に入った」と告げられました。

レビー小体型認知症はあまり知られていないため、人知れず悩む患者さんやご家族が多く、かつては和代さんもどうしていいかわからず、孤独感に苦しんだと言います。
その経験から5年前に、レビー小体型認知症の家族の介護に苦闘する人たちと「徳島レビー家族の会」を立ち上げました。

和代さんは「自分のように苦しむ人がいてはいけないという思いでした」と振り返ります。
病気が進行し最期を迎えるときに、家族が本人にどれだけのことをしてどんな思いで見送れるかはとても大切。和代さんは、章造さんを在宅で看取ることを決断し、自宅に連れ帰りました。
章造さんとの残された大切な日々を穏やかに過ごしています。(10:16)

【2022年1月27日公開】