概要
認知症になっても住み慣れた地域で人々と交流したり働いたりしながら暮らしていきたいと望む人は多く、そのための居場所づくりが全国各地で始まっています。
昨年、栃木県宇都宮市に開設された若年性元気サロンもその一つ。
孤立しがちな若年性認知症の人とその家族が気軽に立ち寄り、地域の人と交流するだけでなく、働く機会を提供しています。
一方、那須塩原市にある「街中サロン・なじみ庵」は、認知症の人もそうでない人も一緒に楽しむ地域の交流の場。かつてボランティアとして働き、認知症になってからは利用者として通っている人もいます。
認知症の人を含む高齢者が、馴染みの仲間とともに自分らしく過ごせる場所として、大きな役割を果たしているのです。(8:53)
【2015年1月20日公開】