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越谷がーやカフェの仲間たち 「仕事と仲間は生きがい以上」若年性認知症の人の現在

概要

埼玉県越谷市で毎月開催されている「がーやカフェ」。認知症の人と家族、さらに自治体の職員も加わり、ゲームやおしゃべりをして過ごします。

若年性認知症と診断されている宮内さん(46)もカフェを楽しみにしている一人。
以前は外資系大手コンピュータ関連企業に勤務し、放送局のシステム構築などを担当していましたが、スピードに追われてうつ症状に悩まされるようになり、自主退職しました。

現在はさいたま市岩槻区内にある障害者雇用創出を目的とした企業向け貸し出し農園で、借り受けた企業の社員として生き生きと働いています。
命のエネルギーを感じられる野菜作りの仕事と、カフェで過ごす時間を楽しむ宮内さん。認知症になってこれまでと同じように仕事を進めることはできなくなりましたが、仲間とともに穏やかで豊かな時間を過ごしています。(12:58)

【2022年10月7日公開】