概要
口の中の状態を整えて食べる力を向上させようとする「口腔リハビリ」が、認知症の介護現場にも普及しつつあります。大川延也さんも、口腔リハビリに取り組んでいる歯科医師の一人。認知症患者の入れ歯を修正し、日常的なケアを指導しています。歯の機能やあごの筋肉も回復し、流動食やチューブでしか栄養を摂取することができなかった人でも、自分の歯で食べ物を噛めるようになるといいます。自宅で暮らす馬場暹さんと、施設に入所している板野ちゑ子さん、それぞれの事例を通して口腔リハビリの効果について説明しました。(11:12)
【2011年4月26日公開】