概要
仙台市若林区のグループホーム「なつぎ埜」は、2011年の東日本大震災の津波で被災し、7人の利用者が亡くなりました。
九死に一生を得た残りの11人は系列のグループホームに仮住まいをしたのち、太白区に建てられた仮設型グループホームに移住。ここでの暮らしにもだいぶ慣れてきましたが、3年間という仮設住宅の使用期限が迫り、移転が決まりました。
移転先は被災前と同じ若林区。
道路をはさんだより内陸側の安全な場所に、2014年4月、新しいホームが完成しました。
震災によってめまぐるしく引っ越しを繰り返さざるを得なかった入居者たちは今、地域の人たちと交流しながら新しい生活を始めています。(13:41)
【2015年4月16日公開】