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News Flash 「認知症フレンドリー社会と希望宣言 そして認知症基本法を考える」

概要

2019年4月13日、「認知症当事者ネットワークみやぎ」など5団体の共催で、認知症の最新トピックスを考えるイベントが仙台市で開催されました。

第1部では「認知症フレンドリー」をテーマにした講演が行われ、第2部では認知症当事者3名による、当事者同士が支えあうピアサポートの意義についての鼎談。さらに第3部は参加者全員がグループに分かれてディスカッションが行われ、認知症とともに生きる共存社会について考えました。

ディスカッション後は、話し合った内容を発表する場が設けられ、当事者から「家族が本人を縛り付けている部分がある」と思いが伝えられる一方で、家族からは「本人も『なぜ自分がこうしたいのか』を説明するなど互いの歩み寄りが必要」という指摘も。

ケアマネジャーや施設、報道などさまざまな立場の参加者からも意見が寄せられ、「認知症の人が地域において尊厳を保持しつつ他の人々と共生すること」を基本理念に掲げる「認知症基本法(仮)」の制定に向けた動きが加速する中で、それぞれが理解を深める機会になりました。(5:05)

【2019年5月30日公開】