概要
ギランバレー症候群、若年性認知症と診断されている松崎敏彦さん。昨年(2022年)夏には重症筋無力症も加わり、さらに厳しい状況になりましたが、スポーツ選手として活躍しています。
そんな松崎さんを元気にしてくれているのが仲間の存在。中でもスポーツ仲間のロドニー岡本さんは自身も車いすの生活を送りながらも、持ち前の明るさで周囲を笑顔にしてくれています。
松崎さんと岡本さんは、2022年10月に開催された全国障害者スポーツ大会のとちぎ大会に川崎市代表として出場。競技を楽しみ、松崎さんは砲丸投げとソフトボール投げで、岡本さんは車いす50メートル走とスラロームでそれぞれメダルを獲得しました。
障害は二人にとって個性にすぎません。「仲間は力のみなもと。周りがいてこそ自分がある」と松崎さん。岡本さんも「仲間がいないと力にならない。メダルを取れるか、記録を伸ばせるか、いろいろ不安はあるけれど、仲間がいれば何とかなります」と力強く話してくれました。(10:25)
【2023年3月28日公開】