概要
10年前にアルツハイマー型認知症を発症した我妻明子さん(71)は、製薬メーカーを定年退職した夫の光吉さん(73)とともに自宅で生活してきました。光吉さんは「現役時代、仕事に集中できたのは、支えてくれた妻のおかげ」と感謝し、家事と介護を一人でこなしています。思い描いていた定年後の第二の人生とは異なる生活に当初は戸惑ったものの、今は「介護が必要な妻と結婚した」と考え、第二の結婚生活を楽しめるようになりました。デイサービスで二人を支える施設のスタッフの葛藤も織り交ぜながら、認知症の人とともに家族はどう生きればいいのかを考えます。(17:19)
【2013年12月25日公開】