認知症当事者
にんちしょうとうじしゃ
[ 認知症当事者 ] 関連記事一覧
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時代の中で認知症を語るということ 〜仙台発・認知症当事者勉強会から〜
丹野智文氏の近著「認知症の私から見える社会」は、どうやらこの社会に小さからぬ波紋を及ぼしているようだ。出版されてわずか半月ほどで増刷されたという。
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認知症を障害ととらえる 〜認知症当事者と語り合う仙台リカバリーカレッジ〜
仙台のリカバリーカレッジに参加した。リカバリーカレッジというのは、認知症当事者がこの社会に参画するための、認知症当事者たちが主体的に開く対話と学びの場である。
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新型コロナウィルスの感染者と認知症当事者が見た おなじ風景
今回の新型コロナウィルスの事態で、今なお感染してしまった人の姿がほとんど見えていません。見えていないというのは、実際に見えるか見えないかではなく、その存在がこの事態に可視化されていないということです。
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丹野智文「働く」を語る 〜認知症当事者勉強会の報告〜
1月21日に三鷹駅前コミュニティーセンターで、認知症当事者勉強会が開かれた。会場は、まさにコミュティ、地域のためのセンターで、ここでは男性の料理教室や子どもたちが参加するイベントやコーラスなどの練習に使われていて、私が勉強会に訪れたときにもボイス・トレーニングの講習などが開かれて参加者の女性陣がにぎやかに集まっていた。
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喪失を語る認知症当事者 〜「認知症の私に見える風景 下坂厚 49歳」を観る〜
NHK Eテレ ハートネットTVの「認知症の私に見える風景 下坂厚 49歳」を観た。京都在住の若年性アルツハイマー型認知症と診断された下坂厚さんの日常を、彼のSNSの写真とスケッチのような、つぶやきのような短詩を交えて描いたものだ。
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仙台で認知症当事者たちとリカバリーカレッジを開く
小さな集まりだった。小さいけれど、凝縮された想いに満ちた集まりだった。仙台のほっぷの森という就労支援などの草の根の福祉拠点が会場だった。その会場に三々五々、人が集まってくる。
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「認知症当事者」と「対話」する
仙台の「宮城の認知症をともに考える会」に行ってきた。ここのイベントには不思議な磁場があり、そのためもあってか、全国から人が集まってくる。その磁場とは、言ってみれば、「対話性」である。
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認知症当事者が「働く」ということ
仲間と認知症当事者勉強会の世話人会を2年ぶりに、オンラインではなくリアルで開いた。つまり、実際に集まってぐるりとテーブルを囲み、対面で話し合ったのである。それだけのことなのだが、それ以上に嬉しい。
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認知症当事者が「語る」ことと「聴く」社会
「語る」ことと「聴くこと」、これは認知症の当事者活動の核だけでなく、あらゆる市民的活動を推進させていく私たちの力でしょう。
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認知症当事者発信と「分断」
よく言われることだが、「聞く」と「聴く」はちがう。自然に耳に入る音は「聞く」だが、しっかりと耳傾けるのが「聴く」と辞書にある。
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「認知症とともに生きるまち大賞」 〜新しい時代を拓く予感が聞こえる〜
1月28日、有楽町の壮大な会議施設、国際フォーラムで、NHKとNHK厚生文化事業団主催の「認知症とともに生きるまち大賞」の表彰式とフォーラムが開かれた。
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なーんか なんとかなる気がしてきた 柿下秋男
10年前に認知症と診断された柿下秋男さん(69)は、師匠の鍋島次雄さんと出会い、「プログラムアート」の指導を受けてきました。
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クリスティーン・ブライデンの「希望」 〜希望は絶望に寄り添う〜
先日のEテレでクリスティーン・ブライデンの来日を追った「認知症診断後の「希望」とは 〜クリスティーンとの対話〜」を観た。
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「認知症基本法」ものがたり 〜その前編:涙の旅路から新たな時代の扉を開くまで〜
認知症基本法は6月14日に成立しました。だからもう5ヶ月が経ったことになります。この法律ができた意味合いが大きいとされるのは一つは基本法であること、そしてもう一つには、法律タイトルに「共生社会の実現を推進するための」と云う惹句が付されていることです。
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クリスティーンは何を語ったのか 〜希望のリレーフォーラムにて〜
10月5日、東京の有楽町朝日ホールには、全国から認知症を生きる人やその家族、関わる人々が集まった。1時間前の開場から、ほぼホールは満員である。
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認知症を語り合い 限りなく地域を拓く 〜岡山県津山市地域ミーティングにて〜
岡山県津山市で地域ミーティングを開いた。津山市は岡山県第3の規模の市で、津山城址のある城下町の佇まい、古くからの文化都市である。
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岩手八幡平の農場の真ん中で「福祉」を聞いてきた 〜高橋和人が語るいのちの循環〜
先日、岩手県八幡平で認知症シンポジウムに参加してきた。東北も暑かった。「会場の八幡平の体育館には冷房がないのです」と、主催の市の担当者や地域包括の人が恐縮しながらあちこちに大きな業務用の扇風機を備え、至る所に飲み物のペットボトルが置かれて、そうしてシンポジウムが開催された。
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認知症基本法の「わかりやすい版」をなぜ、つくったのか 〜声に出して読む「認知症基本法」〜
認知症基本法の「わかりやすい版」を作成した。嬉しいことに、認知症の本人から自分のホームページに載せたいとか、さまざまな人から勉強会に使いたいといった声が寄せられた。わざわざ「よろしいだろうか」と丁寧に断りや許可を求める人々もいて、かえって恐縮する。
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ゆっくりと のんびりと 真理ちゃんと一緒に 〜若年性認知症夫婦の選択〜 Part 7
ゆっくりと のんびりと 真理ちゃんと一緒に 〜若年性認知症夫婦の選択〜 Part 7
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〜だいじょうぶやで You're OK ジェロ〜 大阪市天満 美佳とジェロ 夫婦の日々 Vol.4
ジェロさん(65)は、認知症の症状が進み、傾眠状態になることが増えました。いつもぼーっとしていたり、立ったままウトウトして転倒してけがをしたこともあり、妻の美佳さんは心配が絶えません。