超高齢化に向けて厚生労働省が打ち出した認知症施策です
厚生労働省が「認知症の人の意思が尊重され、できる限り住み慣れた地域のよい環境で自分らしく暮らし続けることができる社会を実現する」ために、「認知症施策推進5か年計画」(2012年9月公表のオレンジプラン)を改め、2015年1月に策定したものを「新オレンジプラン(認知症施策推進総合戦略)」といいます。
施策は以下の7つの柱に沿って進め、対象期間は団塊の世代が75歳以上となる2025年ですが、当面の数値目標の設定年度は介護保険に合わせて2017年度末としています。
(1)認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進
(2)認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護などの提供
(3)若年性認知症施策の強化
(4)認知症の人の介護者への支援
(5)認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
(6)認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデルなどの研究開発およびその成果の普及の推進
(7)認知症の人やその家族の視点の重視
具体的な支援策などは、厚生労働省のホームページに記載されています。